小児推拿
小児推拿
小児推拿(tuina)とは、中国医学古来の小児治療法です。薬や道具を使わず、子供の生理、病理的な特徴に合わせて、苦痛を感じさせないように、推、拿、揉、摩等の手技を用いて、子供の身体を刺激し、病状を緩和させます。
手技療法の一つとして、特に明・清時代(紀元1368~)から、盛んに小児病に使用されました。有名な著作である「小児按摩十巻」、「小児推拿秘訣」等が残され、後世の小児手技療法にとって、豊富な財産となっています。
発熱  風邪や胃腸性感冒などによる発熱......  
常用手法 小児推拿_清天河水
胃虚  脾胃虚弱、消化不良、食欲不振、栄養不良など。  
常用手法 小児推拿_補脾経
遺尿  「おねしょ」とも言う。3歳児以上、特に10歳以上の場
 合、異常と認め、治療する必要があります
常用手法 小児推拿_補腎経
咳(痰)  風邪などにより、長期間にわたって咳が続ける時、百日
 咳など慢性的な咳にお勧めします。
常用手法 小児推拿_揉肺経
喘息 東洋医学では「哮喘」ともいいます。気候変化等によるものとアレルギー性のものがあります。肺脾腎三臓と密接に関係しています。
常用手法 小児推拿_揉推膻中
吐乳 胃腸が弱い赤ちゃん。一般的に6ヶ月以内の新生児は正常と思われますが、大量、連続、回数の多い吐乳は異常と思われ、治療する必要があります。
常用手法 小児推拿_推板門
下痢 乳幼児の消化不良によるもの。夏秋季節に多発、小児疾病としてよく診られています。
常用手法 小児推拿_推七節骨
斜頚 小児先天性筋性斜頚といい、出生直後から頸部が傾斜しています。
常用手法 小児推拿_斜頚
氏名: 川中 美沙(仮名) 性別:女  年令:5才  住所:大阪府茨木市
症状: 夜尿症、ほぼ毎日、一晩1~2回、昼寝の時間帯にも。
分析: 東洋医学では、尿のコントロールは肺、脾、腎三臓と上、中、下三焦により行われているので、上記経絡に基づき、施術すべきと判断する。
施術: ①肺、脾、腎経、三関を推する。
②丹田を平揉、摩する
③仙骨部を擦する。
④ツボ:外労宮、三陰交、腎兪など
経過: 保護者からの報告により、一回目治療で、夜尿が止まる。二週間4回治療の間、ずっと夜尿無し、昼寝時間帯も安定。三週目に体調が崩れて、一度夜尿が発生した。
感想: 夜尿症の治療は、年令が小さいほど、効果は良い。個人差により、続けての治療により必ず効果が得られる。
注意: 体調崩れ、疲れ、夜間の水分の多飲。
小児推拿_治験症例
中国「小児推拿」第一人者_張素芳教授
小児推拿_張素芳教授 小児推拿_張素芳教授
 
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